ページの本文へ

Hitachi

Hitachi SOCIAL INNOVATION FORUM 2015

ビジネスセッション3

10月30日(金) 13:00-14:20

ビッグデータやIoTを活用し
心地よいサービスを提供

ビジネス成長を加速するサービスイノベーション

登壇者
  • 株式会社 ジェーシービー 加盟店事業統括部門 加盟店事業統括部 次長 (市場開発グループ担当) 花田 信人氏
  • 株式会社 日立製作所 情報・通信システム社 システム&サービス部門 Senior Technology Evangelist 安田 誠
モデレータ

日経BP社 ベンチャー・サービス局長 (兼 日経ビッグデータ発行人) 杉山 俊幸氏

講演写真

このセッションでは、JCBのクーポン・情報配信サービス「イマレコ!」を題材として、「人につながるIoT」をテーマにマーケティング視点でのデータ活用が議論されました。

今、なぜ人に着目するのかという杉山氏の質問に答える形で、安田がマーケティングにおけるデータ活用の歴史と最近の動向を紹介し、人を把握してサービスに繋げることの重要性を説明しました。

次に、花田氏が「イマレコ!」のサービス内容や新宿エリアで行われた実証実験について紹介しました。

講演写真
株式会社 ジェーシービー 加盟店事業統括部門 加盟店事業統括部 次長 (市場開発グループ担当) 花田氏。

講演写真
株式会社 日立製作所 情報・通信システム社 システム&サービス部門 Senior Technology Evangelistの安田。

「イマレコ!」は、スマートフォンでクーポンを配信するというサービスで、元はカードの不正利用検知のためのシステムだったものを、逆転の発想で、消費を促進するためのサービスに利用しています。

「さまざまなデータを提供している以上、それに見合うような、よりよい消費活動の提案を求める声も多いのでは」と言う杉山氏の質問を受け、「『イマレコ!』では、『心地よさ』をキーワードとして『今、あなたにレコメンドします』という、カスタマイズされたサービスを目指しています。今、何を望んでいるかを把握することと過去の消費分析とを組み合わせることが、消費行動に対する理解を深めるポイントになると考えています」と花田氏は応えました。

続いて、人間行動の洞察例として、安田から羽田空港でのJALの保安検査場の待ち時間案内や本イベント展示会場での人流分析を紹介。

「これらのシステムはプライバシーに配慮して、レーザー波の反射やカメラ映像を使って人の流れを群として計測し、心地よい空間づくりに役立てています」(安田)。

そこで、花田氏からリアル空間での消費行動に繋げ、「ついで買い」をどう演出できるかが質問されました。

「その場合大切なのは、心地よさとのバランスです。それを受けてお客さまが良いと思うかが問題です」と安田は指摘。

次に、仮説と人工知能について議題が移り、ビッグデータやIoTと人工知能の違いが安田から説明されました。

最後に2020年のサービスとして何を目指しているか杉山氏から質問があり、花田氏は訪日外国人向けサービスとIoTを活用した顧客サービスを挙げました。安田は「カスタマーがベンダーを管理するVRMの時代になり、より消費者側に立ったサービスが求められるようになり、そこでビッグデータやIoTの役割も重要になる」と指摘しました。